瞑眩(メンケン)現象(好転反応)が起きるのはなぜでしょうか?

健康食品を食べたとき等に従来よりからだの調子が一時的に悪くなったり、いろいろな反応現象が出る場合がありますが、これを漢方では瞑眩現象(好転反応)と呼んでいます。この現象は一過性のもので酸性の体質からアルカリ性の体質に変化するとき(改善されるとき)に起こる一部細胞の拒否反応であったり、代謝によって変質細胞が正常細胞に修復されるときに起こる反応現象で体内の有害物質が体外に排泄されるときに起こることをいいます。これは症状が好転あるいは治療するための過程における一時的現象で漢方では「瞑眩せざればその病いえず」ともいっています。

瞑眩(メンケン)の症状

身体がだるい、頭が重い、眠い、身体が痛い、眩暈がする、下痢をする、便秘になる、目がしょぼつく、身体がしびれる、湿疹ができる、身体が痒い、熱が出る、汗が出る、ボロが出る、目が痛む、一時ふとる、フケが出る、一時生理の出血が多くなる、生理時の血が黒くなる、トイレが近くなる、黒い便が出る、痔が一時悪くなったように出血する、鼻血が出る、皮膚からアカが出る、耳垢が出る、一時的に血圧やコレステロール値が上がる、その他

@     酸性体質がアルカリ性体質に変わるとき(改善されるとき)に有害毒素を体外に排出することによっていろいろな   症状または、反応が(3日〜10日間くらい)表れる場合がありますが、この症状は体質等によって軽くすむ人又やや重い人、また、その症状にも人によって様々であります。この瞑眩反応が消える頃には、身体が非常に軽くなって元気が出てくるものです。

A     酸性化が進むと血液が濁り、したがって体内に各部の疾患が起こるのです。

そこで各症状を診ますと、これは体質その他の状態により様々であります。

     重だった反応を下記のように表してみました

・酸性体質の方                   眠い(日中でも眠くなる) 喉が渇く

                                           夜中に尿意が起こる、おならが出る

・高血圧の方                      頭が重くなる状態が1〜2週間続く

・血液のうすい方               体質にもよりますが軽い鼻血が出る(女性に多いようです)

・胃の悪い方                      胸焼けがして何となく食べ物が食べにくくなる

・胃潰瘍の方                      悪い部分が痛む

・胃下垂の方                      何となく胃が重く吐き気がする

・腸の悪い方                      下痢症状が見られる(症状の度合いにもよります)

・肝臓の悪い方                   吐き気がする 吐く場合もあります

・肝硬変の方                      血便の出る場合もあります

・腎臓病の方                      蛋白が一時的に下りる 顔がむくむ場合もあります

・糖尿病の方                      一時的に尿が多く出る 手、足のむくむ場合もあります

・痔の悪い方                      一時的な出血をみることがあります

資料:米国財団法人国際細胞栄養学会(抜粋)

好転反応について

1.  漢方でいう「好転反応」

漢方の世界では、体の悪い個所が良くなる反応を「瞑眩現象」とか「好転反応」といい、良い漢方薬かどうかは、この「好転反応」が出ることで判断されています。

日本の古典、高慢斉行脚日記下巻に「もし、めんげんせずんば、その病いえず」とあり、薬の効き目は「めんげん現象」があって初めて確認でき、これは病気が治る先駆けであることを著しています。

2.  還元力による「好転反応」(還元反応)

人間の体は、悪い酸素の仲間によって酸化され、それが病や老化、美容障害の原因となります。しかし、酸化した体は優れた還元力のある食べ物を食べると、酸化した体のサビを取り、元のきれいな体に戻すことができます。この時に起こる反応が「好転反応」であり、「還元反応」ともいいます。

酸化された体に強い還元力が入ると、まず初めに体に残留している有害物や生体に不要な異物、老廃物を排泄しようとする浄化作用が働きます。体液がきれいになると、次いで細胞をきれいに蘇らせる新生作用が働きます。すると細胞は、本来の機能を回復するので、免疫力や抵抗力を高め、本来の自然治癒力を回復させて体の悪い個所を修復します。高い還元力をもったパワーが引き起こす、この浄化作用や新生作用が「好転反応」といわれるものなのです。

.「副作用」と全く異なる「好転反応」

       「好転反応」は、薬によって引き起こる副作用とは異なります。例えば、風邪薬を飲んで胃を悪く

       するように、患部以外の問題のないところが副次的に悪くなるのが副作用です。

       これに対し「好転反応」は、体の悪い個所に現れます。その悪い個所が一時的に更に悪くなる状態

       で現れます。

       高血圧の人は、一時的に更に血圧が上がり、糖尿病に人は一時的に血糖値が上がります。これは、

       弱った細胞の老廃物や有害物が高い還元力で一気に排泄されるために出る好転反応で、この反応が

       出るとまもなく、症状は快方に向かいます。

       また、顕著な例がアトピー性皮膚炎です。酸化した体のサビが還元力によって取れ始めると、全身

       アトピーの症状が強く出てきます。そして、体に残留している悪いものを全て体の外へ出す排泄作

       が現れます。悪い個所がピンク色に腫れ、かゆみも強まります。

       しかし、この段階が終わればたちまち良くなります。また「好転反応」は、昔ケガをしたとか、手

       術したという個所にも現れます。これは、その個所が完全に修復されていなかったことを表してい

       ます。還元力によって、細胞が活性化されたために起こる良くある反応なのです。

       「好転反応」は人によって千差万別ですが、何度か繰り返します。初めに強く出ますが、繰り返す

       度に弱くなっていきます。

.「好転反応」の一般的な現れ方

@     水のような下痢

高い還元力のあるものを食べると、そのパワーが直接消化器系統に強く働くため、浄化作用の反応がすぐに出てきます。腸壁にへばりついている老廃物や不純物のある場合は、それを還元力で無毒な水に変えて、一気に外へ出すために水のような下痢をします

A     眠気・倦怠感・疲労感・盛んな排尿

食べてから比較的に早い時期に、血液の浄化が始まるための反応が出てきます。

ちょうど適度な運動をしたような感覚で血液の解毒作用が盛んになり、無毒な水に変える作用が働くため、盛んな排尿になって現れます。

B     目やに・湿疹・かゆみ・にきび・吹き出物・発熱・一時的な便秘

血液に還元力が届き、やがて体液を浄化する過程に入ると、体液を汚しているものを解毒、排泄する作用が働いて起こる「好転反応」が出ます。この時期の反応は、健康状態や体質によって出る時期は異なりますが、比較的に早い時期に出てきます。

C     吐き気・頭痛・胃痛・腰痛・背中の痛み

血液や体液がきれいになると最終的に細胞のサビ取りが始まります。細胞は、常に新しく生まれ変わることを繰り返していますが、体液がきれいになると細胞もきれいに生まれ変わることができます。

つまり、本来の機能が果たせる元気な細胞に生まれ変わるのです。これを新生作用と言います。その結果、免疫力抵抗力が増し、本来の自然治癒力を発揮できるようになるので、悪い個所がどんどん修復されます。

この時期に「好転反応」が現れます。「好転反応」の中でももっとも強い反応が出ますが、耐えられないほど痛む場合、食べる量を半分、又は1/3に減らして治まるのを待ってください。治まったらまた元の量に戻します。この間に食べることを絶対止めないで下さい。還元体質に戻った状態を維持する必要があるからです。

D     悪血(おけつ)

女性の場合は、食べてから初めて迎える生理に驚く場合があります。通常の2〜3倍の生理があったりするからです。固まりも出てくるほど多い量が出る場合もあります。これは悪血といわれるもので、病毒のまじった養分のない悪い血で、これが出ることによって肌がとたんにきれいになり、蘇ります。

似て非なるもの・・・「好転反応」と「副作用」

医薬(化学合成による薬品)の常用による「副作用」についてはよく知られていることですが、この症状とよく似ているが、内容的に全く異なる現象に「好転反応」があります。

これを漢方では「メンケン(瞑眩)といいます。

1.  一時的な悪化は好転のきざし

     好転反応とは治癒過程における一つの現象です。

     副作用現象とは悪化する時に起こる症状です。

化学薬品の常用や乱用による「副作用」の現れ方や、その症状にはいろいろパターンがあり枚挙にいとまがありません。ストマイツンボ・ペニシリンショック等、取り返しのつかないことが専門家の間でしばしば問題となっています。キノホルムによるスモン病、血糖降下剤による「植物人間」等は耳新しい副作用です。

治癒前の状態より悪化してしまう例が少なくないのは、継続的作用がもたらした結果といえます。

このような副作用に対して、好転反応の方は慢性病が治癒する過程で一度は通らなければならない「反応」といえます。

慢性症というものが、急性症の慢性化したものであることを理解すると納得がいきます。慢性症では痛みが出ないのに急性の場合には痛みが出るという現象は、治りやすい急性化に変化してきたと考えてよいでしょう。

好転反応も副作用と同じように、個人差によっていろいろな反応が起こります。下痢をしたり、大量の排便があったり、眠くなったり、さらに発熱、発疹、痛み、咳が出たりする場合もあります。これらの好転反応は、病状に応じてそれぞれ異なった形で現れてきます。

2.  心配はない下痢や発疹

胃腸の弱い方の場合は下痢をしたり、大量の排便がある場合が多いようです。また、皮膚が弱い方の場合は、いっそう痒くなったり、一時的に悪化したり発疹することもあります。発疹は胃腸の悪い方の場合も起こります。

これらの反応は、治癒促進作用であって悪化する前兆ではありません。したがって、緩慢な治癒過程では好転反応は現れず、患者は楽な状態で回復していきます。ただし、このような場合は、時間的に好転反応が現れる場合より長くかかるかもしれません。

アレルギー症の方、化学薬品の取り過ぎの方が特に瞑眩反応が出やすいようです。

好転反応の一例とその原因

好転反応

原因

頭が急に重い

低血圧だったため

下痢をした(お腹が張る)

代謝障害、慢性便秘(胃腸が弱い)

便秘になった

下痢がちな体質だったため

あくびがでたり目がショボつく

糖尿病体質だったため

あちこちしびれる

薬の飲みすぎだったため

体調がガタガタ変わる

自律神経失調症だったため

朝、目覚めが良くなってきた

調整機能障害だったため

眠くて眠くてしょうがない

睡眠剤を使用していたため

湿疹ができ始めた

アレルギー体質だったため

上記以外にも老廃物(毒素)が吹き出る好転反応として

     皮膚から垢が出る

     フケが多くなる

     目やにや耳垢が多くなる

     タンが良く出る

     吹き出物や湿疹ができる

     ゲップとおならが出る

     小便の検査結果が一時悪くなる(蛋白、糖、脂)

     等々

これらは、だれでも一律にでるわけではありません。

人間の体の複雑さ端的に表しているといえます。

好転反応

     好転反応(めんけん)とは調整反応とも呼ばれ、漢方や、ある種の健康食品・健康器具等を利用する際、はじめに現れうる現象です。これは種々の新しい刺激に対して身体が反応しているという現れであり、身体が順応するまでの一時的な現象ですのでご安心ください。ひざ間づいて座っていた人が急に立つと血行が良くなる。その為、足がしびれます。そういう変化で本当の状態に戻るために現れる反応を好転反応という。それらの変化反応は改善の現れです。大別しますと次の種類に分けられます。

1.   反応

今まで病的状態でいたある臓器が、本来の機能を回復し始めると他の臓器は、その病的状態に合わせて活動していたので、一時的に各器官同士のアンバランス状態がおきます。少し経つと安定してきます。

(症状:だるい、眠い、倦怠感)

2.   過敏反応

急性の病状が慢性となって、慢性の状態が安定しているとき、病気に対して強力な援助が加わると、慢性の前の急性状態に一時的にもどります。又、数ヶ所が調子悪い時、胃・腸・肝臓と3つとも調子が悪い時は一番悪いところに反応が出始めて、一番目のものから改善されますと次に悪いところが身体に感じてくるというように順序良く出てきます。特にリュウマチ・神経痛・通風などは時間をかけて根気よくする必要があります。

(症状:便秘、下痢、痛み、腫れ、発汗)

3.   排泄反応

身体の解毒作用の現れで、体内の老廃物毒素、疲労素を分解排泄する時に出る反応です。汗、尿、便、皮膚に反応が現れます。

(症状:吹き出物、発疹、皮膚の変化、目ヤニ、尿の色の変化)

4.   回復反応

いままで血行の悪かった所が改善され、うっ血していた汚れた血液が一時的にまわりはじめるとき現れます。血液が浄化され、血行がよくなるにつれ調子よくなります。

(症状:発熱、痛み、吐き気、腹痛、だるい)

     好転反応と思われる症状が特に酷く現れたり、長時間にわたる場合には服用方法に関する指導を受けてください。

     好転反応の個人差各個人には、遺伝的要素・生活環境(食生活・精神的条件・建物条件・騒音・公害影響・他)条件によって千差万別であるため、好転反応の出方も異なります。その他に過去の病歴、現代の病的状態(合併症など)など複雑な変化により異なってきます。

     好転反応とその対応

あなたの体質に合ったバランスの取れた食事と共に栄養補助食品として機能性食品を取ることにより、あなたの身体の中で肯定的な変化がおこります。

1.   典型的な反応

次第に体調・気分の変化が現れます。最初に感じることは「疲れにくくなる」ことです。エネルギーの増加を感じ、一日が終わっても疲れを感じなくなります。次は、朝の快適な目覚めに気が付くでしょう。体調が良くなると感情的にも安定し、精神的にも安らぎを感じます。小さなことは気にならなくなり、満ち足りた充実した生活をおくることができ、明るくなった自分に気がつきます。

<好転反応>

生理的に身体のバランスが製い、また細胞レベルまでの活発なコミュニケーションにより免疫機能に新たな活力を与え、各機能が正常に働こうとし始めるとその結果として一部の人であるが、不快な症状を体験することがあります。身体は長年の不摂生の結果が生んだ不調な個所を短期間に改善することはできません。長い期間不調が続いていた場合、改善にはそれなりの時間が必要となります。

好転反応の例としては以下が挙げられます。

熱・吹き出物・ジンマシン・ガス・鼻水・頭痛・不眠・喉の渇き・無気力・食欲減退・吐き気・下痢・水腫れ・口の渇き・口内炎・便秘・めまい・イライラ・関節の痛み・筋肉の痛みなどです。

これらの反応は、あなたに身体が確実に健康な状態に生まれ変わるための肯定的な反応です。あなたに好転反応の知識があればこれらの反応を前向きに受け止めることができるでしょう。

これらの反応は、長い人生の中での健康の利益を考えると一時の短期間のものです。

2.   好転反応が出るわけ

<免役機能反応>

あなたの身体は長い期間、肉体的、精神的ストレス・運動不足・環境汚染・不十分な栄養摂取などからの悪影響を受けています。石油化学製品や化学添加物入りの食品からの影響も否めません。その結果として体内の持つ自然治癒力は本来の機能が十分に行われていません。この免疫機能が回復して正常な働きを始める際に流感に似た症状が出る場合があります。

<毒素の排除>

人間の体は不必要な毒素を体外に排出するための優れた洗浄機能を備えています。ところが、この機能が低下すると毒素が体内(特に脂肪内)に蓄積される結果となります。体内の洗浄機能が回復するとそれに対する反応が出ます。それは、肝臓・腎臓・皮膚・肺などから毒素を体外に排出する早さが急激に増加するからです。この際の反応としては、食欲の減退・吐き気・リンパ腺の腫れ等が出る場合があります。

<アレルギータイプ反応>

胃に塩酸が不足していたり、肝臓・副腎の機能障害または極度の負担によりアレルギー反応が出ることがあります。例としては湿疹が出たり、息切れがしたりします。

3.   対処方法

体重100ポンドに対して、1日に最低1クォート(体重50キロに対して、約1リットル)の水か野菜・フルーツジュースを飲む。これは、毒素が体外に出るのを助け、腎臓の自然な浄化を援助します。野菜やフルーツ、それにプラン(シリアルなどからの)の食べる量を増やす。毒素の排除効果を高めることが出来ます。

通常の生活での運動量を増やす。15分位歩くことから始めることは良いことです。適度な運動は身体の無毒化を促進させます。

     もし、好転反応が強すぎて我慢できない場合には機能性食品の量を減らすか、一旦摂取をやめて、数日後、量を減らして始め、少しずつ規定量に戻す方法もあります。

場合により、あなたの身体の状態、細胞レベルまでの改毒の関係でこれを繰り返す必要もあります。

注:ある健康補助食品を愛用して不快な症状が出た場合、その症状を好転反応と言うことで説明することは法律上問題があります。

  しかしながら、健康補助食品や食生活の改善により色々な症状が出る方もいるということを、しっかりと認識していただきたいと思います。